地位や名誉やお金を得てアランナの望むような男になりたいと思っていたジェスだったが、望みが叶う事はできても目の事でこれ以上どうする事もできなかった。
二コラからジェスの目の事を聞いていたボクシングジムの会長は心配していたが、ジェスが自ら初防衛戦の契約を相手側と済ませてきていた。
会長から今まで無敗できて一度はチャンピオンになったのだからこのまま引退をしても恥じゃないと止められるが、誰かにリングの上でぶったおされない限り自分の道をつき進むと言い誰の話しも聞かなかった。
シモンズはアランナに君をアメリカ一のレディに仕立ててみせよう、後悔はさせないと言った。
シモンズからアランナとの結婚式の招待状がジェスの元に届いたが、ジェスの試合の日と同じ日取りだったため、シモンズのやりそうな事だと思ったジェスは招待状を破り捨てた。
結婚式の前日、二コラはジェスに試合に出る事を止めてほしいと思いアランナに電話をするが、愛の無い結婚をする自分とジェスに対する気持ちを断ち切れないでいたので、アランナは二コラが何のために電話をかけてきたか分からなかった事もあり、留守だと言ってほしいと伝え電話に出なかった。
結婚式当日二コラは式場に行きジェスの目の病気の事をアランナに知らせる
シモンズに一時の同情に負けて何もかも捨てるつもりなのかと言われるが、アランナはシモンズとの結婚をやめ教会を飛び出しウエディングドレスのままジェスの試合会場へ向かう。
結婚式は中止、その後、教会に残っていたのはシモンズと二コラ
シモンズは「理解しがたいね、みすみす不幸を背負いに行くようなものだ」と言う
それに対して二コラは「不幸になどなるはずがない一番大切なものを得る事になるんですもの」
この時アランナはサンデイズチャイルドとは地位や名誉や財産などではないという事にようやく気づいた、ジェスは試合に負け病院のベッドの上にいたが気がついた時には傍にアランナがいた
結婚式ではなかったのかとアランナに聞いたがそれには答えず「見えるの?」と聞かれ「まだ少しな」と答えるジェス、涙ぐむアランナ。
アンダーソンが出所します、迎えに来た二コラとエドモンドのお墓参りをし、二コラが父親と暮らすために広くはないが食器や家具も自分で選んだアパートを用意していた、アンダーソンは二コラが18歳になったと知りだんだん死んだ母親に似てきたと言われる。
マーナおばさんはアランナとジェスが一緒になる事を嬉しく思い、2人が病室で抱き合っている場面に出くわし入るに入れないでいました。
本当の幸せとは何かそれが分かり、アランナとジェスはようやくサンデイズチャイルドになる事ができたのです。