これは、むらかみひとみ作・イラストの絵本です、のんびりと暮らしていた森である事が起こります。
森に住んでいる動物たちが何が一番得意かという競争を始めます。
ジャガーは走るのが一番
ホエザルは大きな声なら僕たちが一番
その他の動物たちも自分たちの一番を披露し競いあいます、そのうち動物たちはぶら下がり競争を始めます、その中にいたナマケモノは参加する事なく、どうなるのか木にぶら下がりながら見ていました。
他の動物たちはだんだん疲れてきて、雨も降りその場を去ってしまいました、翌日の晴れた日、動物たちが集まると、ナマケモノはずっとぶら下がったままでした。
ナマケモノが一番だと言われますが、ナマケモノは最初から競争などには目もくれず、ただいつものようにぶら下がって生活していただけなのです。
🍏
私は子供の頃から競争というものが苦手で、こういった誰が一番というものは興味がありませんでした。
でも現実の世界では競争は避けられないものであり、実力が無ければ脱落していくしかないのです。
本当はこの絵本の中に出てくるナマケモノのように生きれればいいんですけどね、人と比較せず、自分は自分という考えが理想です、私は割と昔からそのような考え方です。