くるみDiary

昭和の少女漫画や日々感じた事を書いています!

ビデオデッキと森茉莉

戦後、電化製品で三種の神器と言われたものがテレビ、冷蔵庫、洗濯機だったかな。その後1960年代になって新・三種の神器としてカラーテレビ、クーラー、自動車だったらしい。どれも当時としては画期的ですよね。

でも私個人としては、この中にはないですがとても便利なものだなと思ったのがビデオデッキなんです。昔はドラマやアニメなどまた見たいと思っても、再放送でもしない限り見る事はできなかった。

でもビデオデッキの登場によって好きな番組を録画しておけば何度でも繰り返し見る事ができる

これって夢のような出来事だったんですよ。しかも時間予約しておけばその時間に家にいなくても後で見る事ができるって非常に便利な事で、時間も有効に使う事ができることになりました。

当時はVHSとベータマックスの競争があって結局、VHSが残ったんですよね。当時、明石家さんまさんがベータマックスを利用していて
「信じられへん」
「ありえへんやろ」
などとテレビで嘆いていたのを覚えています。

森鷗外の娘で作家の森茉莉が1979年~1985年まで週刊新潮に芸能人やテレビ番組の批評を「ドッキリチャンネル」で書いていてかなりテレビは見ていたようです。というよりテレビを見ないと批評も書けないので、テレビを見るのも仕事のうちだったと思います

その森茉莉ですが、ビデオデッキが発売された時すぐに買い求めたらしいです。

これで見たい番組も見逃す事もないと喜んだのもつかの間
操作が複雑すぎて使いこなす事ができなかったそうです😨

だったら森茉莉さんはテレビを見る時は、家でリアルタイム見ていたという事でしょうか。ドッキリチャンネルを書いていたという事はテレビは相当見ていなければいけなかったはず

録画さえきちんとできればだいぶ楽になっただろうなとは思いますが

当時は番組の開始時刻と終了時刻を設定しなくてはいけなかったんですよね、確か分単位で😨こういうのが複雑と思ったんだろうか・・・確かに今考えると面倒かも。

さらに、プロ野球が延長になると野球中継も録画されてしまっていたしそれでも好きな番組を何度も繰り返して見たい私にとっては、とても便利なものを開発してくれたなと感謝したいくらいでした。