くるみDiary

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ジャニー喜多川が面白いおじさん化したのは2000年代から

ネットの記事で元フォーリーブスの北公次氏が書いた告発本で、ダメージを受けたジャニー喜多川氏がいつの間にか面白いおじさんとしてのイメージが強くなっていったという記事を読んだのですが。

1988年に発売された北公次著の本はメディアで報じられなくても、それを機にジャニー喜多川氏の性的指向を知った人は多いのではないでしょうか。

その本を読んでいない私でもその事は噂となっていて知りました、当時はかなりセンセーショナルな感じで受け止められていたと思います。

ただその記事によると事務所はかなりダメージを受けたように書いてあったのですが、私はそういった感じはしなかったんですよね、どちらかというとアイドル冬の時代SMAPがブレイクするまで少しだけ低迷していたイメージでした。

ジャニー氏が面白いおじさんとして見られるようになったのは、デビュー当時のKAT-TUNダウンタウンの番組に出演した時、赤西仁さんが事務所のオーディションの話しをしていて、それに落ちたのだが名札を返しに行った時、それを見ていたジャニー氏から「YOUも残っちゃいなよ」と言われて(これは赤西さんのWikipediaにも書いてあります)云々の話しをしたら、それがウケてそれを松本さんが面白おかしく真似をして、それからジャニー喜多川氏は面白いおじさんって感じで見られるようになったんだと思います。

私は当時、その番組を見ていたので多分そうだと思います。

番組名は忘れてしまいましたが、ダウンタウンの2人が司会だったのか、それとも松本さんだけだったのかは忘れましたが、松本さんがいたのは確かです。

だからジャニー喜多川氏が面白いおじさんのイメージが付いたのは2000年代だと思います。

1999年に文春に性加害の事が書かれていたので、社長でありながら気さくで面白いおじさんのイメージは、事務所にとっては好都合だったのかもしれませんね。

私はフォーリーブス世代ではないのですが、当時の写真や映像を見てみるとジャニーズアイドルの原型を作ったグループじゃないかなと思いました。

その前に初代ジャニーズがいましたが、でもルックスや王子様系のイメージなどその後のたのきん、シブがき隊、少年隊などに続く基盤を作ったのはやはり初代ジャニーズよりもフォーリーブスの方が強いように思います。

その事務所の創業者が面白いおじさんとして扱われるようになったのは、上記の通りだと思うのですが、それも戦略だったのかなと勘ぐってしまいます。

何しろ誰も逆らえないような影響力をもった人物であり、事務所でもあったわけですから。