くるみDiary

昭和の少女漫画や日々感じた事を書いています!

誰も来ない お正月

今年のお正月は誰も来ませんでした。「今年は」ではなくて「今年も」が正しいですね。

結婚してから家には誰も来た事がありません、こういう事書くと何か悲観的な印象を与えてしまうかもしれませんがそうではありません。

私の父親は長男で両親(私にとっては祖父母)と同居していたので、お盆、お正月、その他何かあると父親の兄弟やその子供達(いとこ)が集まるのでとにかく憂鬱でした。

意地の悪い叔父、叔母、いとこがぞろぞろやって来ていろいろ嫌味を言われたり、人を見下したようにあざ笑ったりそういう事をされたので実家に住んでいた頃はとても嫌な思いをしてきました。

昔は核家族はネガティブなイメージで見られていましたけど、私はずっと核家族に憧れていました。

父親が長男でなくて両親と同居していなければ私はこんな嫌な思いする事なかったのに本当に悲惨だなと子供の頃から思っていました。

昔、叔母が言っていた事が忘れられない

「私たちが来ているからこうやってこの家が成り立っている」

という自惚れもいいところで叔母たちはお客様として来ているから上げ膳据え膳でいられるけどこっちは手伝いもしなければいけないし、長男なんて損はしても得する事はないんだなと思っていました。

叔母たちは実家に来てあげているんだから感謝しなさいよという気持ちだったんだと思う。

思いやりがあって優しい人達だったらいくら来てもらっても楽しかったと思います、でもその逆だったので私はお盆やお正月が近づくと憂鬱で仕方がありませんでした。

それで何が言いたかったかというと誰も来ないお正月は気が楽で良いなという事です。

誰も来ないお正月って最高~。

あのような状態が続いていたら私は精神的に参ってしまっていたと思います。
もうあんな思いはしたくない。

嫌な事があったら我慢せずに逃げても良いと思います。