アンダーソン家を出て行ったジェス、二コラは自分に黙って出ていくなんてとショックを受けるがアランナは「ジェスはあなたの思い通りに行く男ではない」と言うが。二コラは自分はそんなつもりはないと否定し、アランナにジェスと兄妹というのは嘘なのではと問いつめる。
そしてジェスが愛しているのはアランナなのではないかと言ってしまう、二コラはジェスの事が好きだったので、ジェスが本当は誰を思っているのかを分かっていたのです。
アランナはジェスと自分は捨て子だったから血のつながりはないが、兄妹して育ったそれ以上の関係はないとキッパリと否定します。
エドモンドとの交際は順調だった、野心家のアランナに惹かれていたシモンズがアンダーソン家に来ていました。シモンズはアランナがエドとの結婚を望んでいる事を知り「私を選ばなかった事を後悔するだろう」と言う、アランナはシモンズを薄気味悪い男と毛嫌いします。
アンダーソンはアランナが財産目当てで息子と結婚しようとしていると、大反対しますが、エドモンドはそれを振り切りもし結婚を反対するのなら、家も捨てますと言ってアランナとの結婚を宣言する。
父親は「もうアンダーソン家はおしまいだ」と落胆するが二コラは賛成し祝福します。
行方知れずになっていたジェスを街で偶然見かけたカートにアランナはジェスの居場所を聞いたところ、ジェスはボクサーへの道に進んでいました。久しぶりに再会した２人はジェスのアパートへ、アランナは嬉しそうにエドモンドとの結婚を報告します、ジェスはショックを受け２人は口論となりますが、最後はアランナの幸せを願っているとジェスは言います。
婚約式当日、ジェスとマーナおばさんも招待され出席した、しかし、その時アンダーソンは詐欺および偽手形を使った罪で逮捕されてしまう、アンダーソン家は事実上の破産事業の失敗、莫大な負債を抱えていたところにシモンズが金を貸していたので、アンダーソンのものは全てシモンズの手のうちにありました。
全てを失ったアランナとエドモンドはアンダーソン家で働いていたホーレス夫妻の住むアパートに住まわせてもらう事になりました。二コラはウェイトレスとして働き出しジェスのアパートの近くに住むようになります。
エドは自分の描いた絵が売れず酒浸りの日々を送るようになっていた、アランナはエドに内緒でスーパーで働くようになる。
ホーレスの奥さんがいつまであの２人を家に置いておくつもりなのかと夫に言い、２部屋も占領されちゃたまったもんじゃないと愚痴をこぼしていた。
アランナはその話しを聞いてしまい居心地の悪さを感じていた。
ホーレス夫人からアランナが働いていて収入の無いエドを養っているという事を知らされエドはアランナを問いつめた、アランナはいたたまれなくなり部屋を飛び出してしまう。
街中で偶然ジェスがボクサーとして活躍し始めている事を知り、ジェスのアパートへと向かう、ジェスはエドとの生活が決して楽なものではないと感じお金を渡すが、「お金を借りに来たのではない」と振り払い出て行ってしまう。
その時、アランナを待ち受けていたように現れたのがシモンズだった。
