くるみDiary

過去、現在、思っている事を書いています。

1000円カットの苦い思い出

今週のお題「美容室でする話」

今は値上げで1000円でカットしてもらえる美容室って減ったかもしれないけど、1000円カットの代表的な存在だったQBハウスも今は1400円するんですね、結構値上がりしたなと思います。

私が初めて1000円カットを利用したのが1990年代後半、当時は私が住んでいる田舎でこういった美容室は珍しかったので、安いしお得だと思って行ってみる事にしました。

店には美容師が数人いて私がカットしてもらう事になった若い女性の美容師がもの凄く態度の悪い人で

「どうしてほしいんですか~」

と愛想が無く上から目線でそのうち舌打ちでもされるんじゃないかという位そっけない人だった。

カットが終わって会計をする事になったんですが問題はここから、支払いの時になってその美容室で扱っている商品の購入を勧めてきたんですよ。

私はそういった商品は欲しくは無かったけど何となく断りにくい雰囲気だったので仕方なく1600円のヘアミストを購入しました。

(カット代)1000円(ヘアミスト代)1600円

(合計)2600円

節約のための1000円カットだったのにこれじゃあ意味がありません、こういう商法なんだなと思い、もう二度とここには来る事はないと思いました。

これだったら最初からカット代2600円の美容院に行った方が良かったと思いましたが、まだ20代だったしこういった経験(失敗)も必要かもと自分に言い聞かせる事にしました。

私はコミュ障なので美容師との会話は苦手で若い頃から自分でカットしていたりしていました。

今まで幾つか1000円カットのお店に行きましたが大体カットする時間は15分くらいだったかなと思います、タイマーを使って時間を計っている美容師さんもいました。

時間が短いという事もあるんですが、基本的に1000円カットのお店って会話は必要ないように思います。

待っている間、他のお客さんの事も見ていましたが会話をしている人はほとんどいませんでした。

だからコミュ障で会話が苦手な人は1000円カットがおすすめです、希望の髪型を言って後はカットしてもらう15分ほど黙っていてもそれが普通で、気を遣う必要がないからです。

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それからあの時、無理やり買わされた感のあるヘアミストですがその後も使う事はなく、引き出しにしまったままでした。 

10年くらいは置いてあったと思います、あのヘアミストを見るたびあの時の嫌な思い出が蘇って来て憂鬱でした。

早く捨てればよかったなと後になって思いました。