1971年に公開された映画「小さな恋のメロディ」、私はこの映画はサラっとしか観た事がないので、映画の感想は書けないのですが2022年に主演の2人、マーク・レスターとトレイシー・ハイドが揃って来日したので、その記事などを読んでみました。
本国イギリスやアメリカでは話題にもならなかったのに、なぜ日本ではヒットし半世紀経った今でも、当時のファンから愛されているのかというのは気になりました。
私は公開当時は知りませんが、きっと何か日本人の琴線に触れたんだろうなと思います。
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トレイシーは初めて日本に来た時、羽田空港の出口を出た瞬間何百人もの人が待っていて歓声が聞こえたから、誰か有名人でも乗っているのかなと思ったら全員自分のファンだと知って驚いたとか。
日本でヒットしている事は聞いてはいたと思いますが、これほどとは思ってもみなかったんでしょうね。
マーク・レスターによるとアルゼンチンでもヒットしたみたいです、2人とも随分前から俳優の仕事はしていないんですよね、
マーク・レスターは整体師で鍼灸や指圧もやっているんですって、トレイシーはフランス南西部の工場で1年間コニャック作りをしていたらしく、馬も飼っていてでももう引退する年齢なのでマイペースで働いているとの事。
昔、マーク・レスターが整体師をしているというのはテレビで見た事があります、懐かしのあの人みたいな感じの番組だったと思います。
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この映画はやっぱりビージーズの音楽もマッチしたんだと思います、といっても肝心のイギリスではヒットしなかったので映画「ビージーズ栄光の軌跡」ではこの音楽の事は取り上げてはいませんでしたが。
マーク・レスターは「メロディ・フェア」、トレイシー・ハイドは「若葉のころ」が好きなんですって。
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本当は2021年に来日する予定だったのですが、コロナで1年先延ばしになってしまったらしいです、ファンとの交流やイベントなどがあるので仕方がないですよね。
「小さな恋のメロディ」のファンって圧倒的に日本人が多いと思いますが、50年後に2人揃って来日するなんて嬉しいですよね。
当時のファンも50年後に「小さな恋のメロディ」の主演2人が日本でイベントしたり、ファンと交流をもったりしてくれるなんて夢にも思っていなかったでしょうね、10代の時、50年後なんて想像もつかなかったと思いますし。
2人ともいい感じで年齢を重ねていて、とても素敵だなと思いました。