安倍晋三さんが総理大臣だった頃、ネットで安倍さんの出身大学の事に関して揶揄している人が結構いましたね。
安倍さんは小学校から大学まで成蹊学園に通っていたわけですが、なぜそんな言われ方をしていたのかなと思ったりしていました。
私は作家の安部譲二さんのブログを時々読んでいたのですが（安倍と安部でややこしいですが）、安部譲二さんは自民党は支持していなかったみたいで、安倍晋三さんの事もかなり手厳しく書いていたんですよ。
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「成蹊大学なんて初めて聞いた、女子大かと思っていた」
「あれだけのカネとコネがあって成蹊大学しか卒業できなかったというのが、あの男の全てを物語っている」
「俺は云々（でんでん）なんて言わない」
などと書いてあって、でも安部譲二さんも「定時制高校を卒業した俺が言っているんだから間違いない」などと自虐ともとれるような言い方もしていて、安部譲二さんなりのユーモアのある表現だったんだろうなと思いました。
よく反安倍の知識人と言われる人達が本を出版した時に「安倍でも分かる」内容だとか、安倍さんがテレビの討論番組に出演した時、あまり上手く話せなかった時に「安倍は官僚がいないとこうなる」などかなりな言われようでした。
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こんな状態だったので、一時期、成蹊大学に在学中の生徒が安倍さんの事を「あなたが卒業生だという事が嫌なんです」なんて書かれていた事がありましたし。
もし安倍さんが東大、京大、早慶あたりを卒業していたらこんな言われ方をしていただろうかと思ったりもしました。
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総理大臣と学歴（出身校）って国民からするとそんなに重要な事なんだろうかと思ったり、田中角栄さんのような人もいますけど、あれは時代もあるし例外的に学歴関係なく総理大臣になれたんだろうなと思います。
成蹊学園って歴史ある名門校だと思うのですが、あの頃いろいろ言われていて、卒業生や在校生はどう思っていたのかなと思いました。
