くるみDiary

昭和の少女漫画や日々感じた事を書いています!

大検・2回目でなんとか合格できた

1988年8月、2回目の大検を受検しました。

同年4月、通信制高校の選科生コースに入学します。

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秋になって結果が届きましたが合格したのは4科目、前年は6科目合格したので合計10科目。大検に合格するには11科目必要です、1科目足りません💧落ちた科目は「現代社会」、これは通信制高校で履修していたので、この高校で現代社会の単位を何としても修得しなければいけなくなりました。

東京に行きスクーリング出席と最終試験を受けて現代社会の単位を修得する事ができました。翌年に正式に単位取得が決定し、それを文部省に申請、その後受理されて正式に大検合格となったんです。

それにしても大検のみだったらまた翌年以降も受験しなくてはいけなかったので、やはり通信制高校に入学したのは正解だったわけです。

たとえ1科目とはいえなかなか合格できなくて、何年もかかってしまう事もないとは限らないので、東京までスクーリングに出席するには大変でもありましたが、そのおかげで2回目で合格する事ができたので、結果的には良かったと思いました。

私が大検で受験した科目は国語・現代社会・日本史・世界史・地理・数学Ⅰ・数学Ⅱ・理科Ⅰ・生物・保健・家庭一般

下の写真、合格見込成績証明書は昭和63年11月30日付のもので、現代社会は免除見込と書いてあり、昭和64年3月31日までに修得した場合には、昭和63年度の資格検定の合格者になると書いてあります。

昭和64年3月は無いですが(1月に元号が平成に変わったので)この時点ではそうでした。

1986年に大検の存在を知った時、最初から地元の通信制高校に入学していればよかったと激しく後悔しました、私は中学生の時、定時制高校に進学する事も考えたのですが、仕事をしながら学ぶので卒業するのは大変だという話しを聞いていたので諦めたんです。

しかし通信制高校の事はよく分からなかった、そういった高校がある事すら知らなかったんです。誰も相談する人もいなかったし、家族は最初から話しにならない、担任の教師も全日制の高校の話ししかしなかったのでその通りにしてしまった。

地元の通信制高校だったらスクーリングの宿泊費も必要ないし、お金も最低限に抑える事ができた。

大検は全日制高校に在学している人は受験できないが、定時制と通信制だと受験可能でした。対人恐怖症なのでスクーリングは苦痛だったかもしれないが同時に大検も受検していて、もし先に大検に合格していれば、通信制の方は卒業できなかったとしてもそれはそれで良かったと思うし。

全日制高校の事しか頭になくて不登校で2回も中退する事になって、心身共ににボロボロになってしまった。

あの時の一瞬の迷い・・・定時制に進学も考えたのだから定時制高校に通いながら大検受験をすれば良かった(本当は通信制が自分には合っていると思うのですが知らなかったので)

大検合格の嬉しさと安堵感と同時にこういった後悔がありました、インターネットですぐに情報を得られる時代ではなかったので、誰にも相談できる人がいないとこうなってしまうのだなと思いました。