私が「エースをねらえ!」を知ったのはアニメなのですが、1978年に放送された「新・エースをねらえ!」のほうです。
1973年に放送されたのは知らなかったです、懐かしのアニメなどで少しだけ見た事がありますが、わずか4~5年しか経っていないのに1973年版のほうはアニメ自体や主題歌など随分古く感じました。
「新・エースをねらえ!」のエンディング曲「明日に向って」が好きです。
ひろみが宗方コーチに鍛えられて成長していく様は面白かったです、それまでテニスは全く知らなかったけれど興味をもつことができましたし、こういった経緯もあって私はアニメのイメージが強くて、漫画の方を見た時あまりにも大人っぽい画風で馴染めなくて、単行本は購入したのですがアニメほど感情移入はできませんでした💧
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だたWikipediaによると当時活躍していた実在のテニス選手が登場していたらしく、キング夫人、コート夫人、ボルグなど、その頃はテニスの大会をテレビで見る事はなかったのですが、1980年代後半頃になってからグランドスラムなどを見るようになって、キング夫人やボルグが活躍していたのをリアルタイムで見る事ができなかったのを後悔しました。
「新・エースをねらえ!」でテニスに興味をもったのだから見る事ができたかもしれない、でも当時はグランドスラムなんて何のことか分からなかったと思います。
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少女漫画って恋愛は欠かせないものだと思いますが、この「エースをねらえ!」はあまり恋愛要素が少ないように思いました。
私は宗方コーチは岡ひろみの事が好きなのかなと思っていたけれど、あくまでコーチと選手としての関係だったのか、それとも一人の女性として好きだったのかハッキリしなくて見ていてもどかしかったです。
藤堂貴之も登場するけど彼とも恋愛なのかどうか分かりにくかったですし。
やっぱり、ひろみの相手は宗方コーチ❓なんて思っているうちに最終回では亡くなってしまってすごいショックでしたね、それで分かったのが宗方コーチは病気で長く生きられない事。
宗方コーチはひろみの事を好きだったと思うんですよ、選手としてではなく1人の女性として、でも長く生きられないと知っていたから告白する事ができなかったのかなと当時の私は思ったものでした。
今でもそう思っています。
そういう事もあって、いまだにうやむやになっていて宗方コーチの亡くなる前の「愛している」という言葉も師弟関係としてなのか、恋愛感情としてなのかもっと心の内をハッキリ言ってほしかった。
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宗方コーチが亡くなってから続編が漫画の方でありますが読んでいません、宗方コーチの登場しない「エースをねらえ!」は興味がもてないし、読みたいとも思わないんですよ。やっぱり宗方コーチあっての「エースをねらえ!」だったんだと思います。
1979年に劇場版も公開されましたが、テレビアニメもそうですがどちらも主題歌が良いですね。
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率直に言うとやはり宗方コーチとひろみの恋愛が見たかったです、限られた命と分かっていてもそれはそれでいいのではないかと、2人が一緒になるのって私の願望でしたけど、もしそうなったら宗方コーチ亡き後のひろみの人生も漫画で読んでみたいと思いましたけどね。
そうならなかったので読んでいません。
岡ひろみと宗方コーチの恋愛、もし二次小説があるのなら読んでみたいです。
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