「キャンディ・キャンディ」でキャンディが滝つぼに落ちた時、アルバートさんに助けられるのですが、キャンディは髭を生やした身なりの良くないアルバートさんを最初は怖がっていましたが、次第に良さそうな人と感じるようになります。
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「アルバートさんも宿なしなの❓」と自分と同じだと言って喜びキャンディですが、キャンディは自分がラガン家で働いている事を話した時にアルバートさんが
「ラガンさんの所じゃつらい事も多いだろうね」
と衝撃的な発言をしてしまいます。
なぜ、宿なしで流れ者のアルバートさんが、ラガン家のお家事情を知っているのだろうか・・・とキャンディは不思議に思わなかったのかな。
アルバートさんうっかり発言💦
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それからアンソニーが亡くなった時になぜかアルバートさんが現れます。
今考えると甥であるアンソニーが亡くなったから来たんだろうなと分かりますが、突然アルバートさんがあの場所に現れるのもちょっと不自然かなと思いました。
でもその時のアルバートさんの言葉がとても心に響きます。
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その子の事が好きだったんだね
その子は君に愛をくれたんだね
優しさをくれたんだね
キャンディ、彼が死んだ事を悲しまないで彼という素晴らしい少年とめぐりあえた事を喜ぶんだ。
アンソニーとめぐりあえた事を。
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しかし、きつね狩りを命じたのはアルバートさん・・・
小説の方ではその事が書かれています。
「君を養女にしたのは僕だ、きつね狩りも僕が指示した」と苦しそうなアルバートさんの心がしみてきました、私はアルバートさんも同じ苦しみをずっと胸に抱いていた事を知りました。
と書いてあります。
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でもやっぱり「ラガンさんの所じゃつらい事も多いだろうね」はうっかり発言でしたね。
キャンディが気づかなかった設定で良かったです。