キャンディとテリィが一緒にいた時間、幸せだと感じていた時は短かったように思うんです。
聖ポール学院の頃がそれに該当するように思うのですが、この頃のテリィは父親のお金で遊びまくっていたので、テリィもその事を自覚していたし、かといってどうする事もできずにいました。
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キャンディとの出会いでテリィは変わっていくのですが、イライザの悪だくみによってキャンディをかばい学院を去って行きます。
キャンディもその後、学院を去り看護婦としての道を歩む事になります。
テリィの舞台を観に行ったキャンディはホテルに行くもスザナの妨害で会う事ができず、テリィもキャンディが勤める病院に行くも会えず。
私が思うキャンディとテリィが一番幸せだったと思うのはこのシーンです。
すれ違いばかりでしたが、この一瞬のわずかな再会が2人の一番幸せな時だったと思うんです(なんか泣けてきますね)💧
テリィは俳優として、キャンディは看護婦として誰にも頼らずに生きて行くようになった頃で、それに何といってもスザナがまだテリィに告白していませんし、記憶を失ったアルバートさんも病院に運ばれていない頃で、今考えると2人にとっては明るい未来、希望をもてる時期だったと思うんです。
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★私の好きなテリィの言葉🔽
キャンディはシカゴにいた、俺と同じアメリカにいた
もう海を渡る事もない同じ大地に
海を渡る事もない同じ大地にっていうのが、連載当時読んでいてキャンディとテリィはいつでも会う事ができると思ったりしました。
ほんの一瞬の再会でしたが、この時が2人の一番幸せな時でした(特にテリィにとっては)
ほんのひと時の幸せ、これがキャンディとテリィの運命だったんだと思います。